100均アイテムで栽培環境の温度を14度上げる裏技
こんにちはペトペンチアです。
今回は植物の苦手な寒さ対策の記事となります。
自己紹介
記事を書いている私は【妻と二人の自宅園芸】というYoutubeチャンネルを2021年8月に開設し、エアプランツやビカクシダ、熱帯植物の育て方などをご紹介させて頂いております。
2023年9月に皆様のおかげで登録者数1万7千人を超えるチャンネルへと成長し、エアプランツやビカクシダ、熱帯植物の育て方などをご紹介させて頂いております。
他にもNFTアートクリエイターとして、執筆家としてオンラインの園芸店として、ビカクシダの板付けのワークショップなどの活動しておりますので、皆様と植物を通してご縁があれば嬉しいです。
【全ての活動のリンク】https://lit.link/petopentia
【執筆している本】
私が育てているエアプランツ、ビカクシダ、塊根植物などはメキシコ、オーストラリア、マダガスカルなどの地域が原産となっていることもあり日本の寒さに耐性がないものが殆どです。
ですが室内の温度を保つために暖房器具を使用すると電気代がかかります。
そこで節電にも繋がる100均アイテムを使った栽培環境の温度を14度上げる方法をご紹介したいと思います。
使用するもの
使用するものはプチプチです。
正式にはポリエチレン気泡緩衝材と言いますが、このプチプチを窓に張っておく、若しくは窓枠に突っ張り棒などを入れて窓を覆うように吊るしておくという事をするだけで室内の温度を75%程度逃がさないようにすることができます。
実際に温度はプチプチを使用すると約7度も室温が上昇します。
ご自分で張るのが難しいと思う方は冷気ストップライナーというマジックテープ付きの緩衝材170㎝×150㎝がアマゾンで3433円で購入することもできます。
他にもビニールカーテンという100㎝×100㎝で2670円という商品もありました。
プチプチは偶然誕生した⁉
実はプチプチが誕生したのはアメリカで二人の技術者が
簡単に清掃できるような壁紙を作ろうとしていたところ、
誤って気泡が入ってしまったのが気泡緩衝材の開発のきっかけとなりました。
後にパソコンなどを包むために使われ始め、梱包材としての地位を確立していきます。
失敗から生まれた発明
似ている失敗から生まれた発明として1969年に3M社の研究者、スペンサー・シルバーが強力な粘着剤の開発中に、
「よく付くけど、簡単に剥がれてしまう」奇妙な粘着剤ができてしまいました。
それは明らかに失敗作・・・。
普通なら破棄されておしまいですね。
しかし、シルバーはこれは何かに使えるのではないか?
と会社中の人々に聞いて回りました。
同社の研究員アート・フライが、
「讃美歌集のしおりに使えないだろうか」というアイデアを閃きます。
そして、後にその「糊のついたしおり」を、付箋紙やメモ用紙として製品化することとなり、1980年、世界初の”糊つき”付箋紙として発売されました。
失敗から生まれることがあるというのは失敗を利用できるメンタリティーが重要なのかもしれませんね。
話がそれてしまいましたがプチプチを使用して気になるのは窓の結露だと思います。
結露対策
この結露からカビが発生してしまう事もあるのでなにか対策をしたいところですが、実はその対策アイテムも100均で購入できます。
窓の結露に関する商品は多くダイソーには結露吸収テープ
- 防カビ加工 はがせる結露給水テープ 90cm
- 防カビ加工 はがせる結露給水テープ 30cm 3本入
- 結露給水デコレーションテープ(タウン柄)
- 結露給水デコレーションテープ(シティ柄)
- 結露給水プリントテープ(ミッキーマウス)
- 結露給水プリントテープ(シロクマ柄)
- 結露給水テープ
- はがせる結露給水テープ(2本)
- サッシの結露対策 サッシ枠断熱テープ
これだけの商品があります。
結露を防ぐ方法として換気を行ったり結露防止スプレーなどもあります。
カビは人体にも悪影響なのでぜひカビの対策をして頂ければと思います。
という事でプチプチを使って室温を7度上昇させることができましたが、栽培環境の温度をさらに7度上げる方法をご紹介したいと思います。
その方法はとても簡単でお金がかかりません。
0円で温度が7度上がる⁉
その方法は植物の栽培環境を室内の上部にすることです。
つまりプラントハンガーで吊るしたり棚の上で管理するという事になりますが、なぜ温度が7度も上昇するのかと言うと室内ではコールドドラフト現象というものが発生していて
暖かい空気は上へたまり、冷たい空気は下へたまる、という性質がありますが、これによって上下の温度差ができてしまい、足元が冷えるということになります。
この性質を利用して室内の上部で植物を栽培することでより暖かく管理を行うことができます。
最後に我が家での冬の水やりルーティンを植物のジャンル別にご紹介したいと思います。
ちなみに我が家の室温は15℃以上を保つためダイソンのホット&クールファンを24時間稼働させています。
電気代はこちらの記事で解説しています。
知ったら手放せなくなる室内園芸グッズ14選‼ガーデニングインテリア
湿度は60%~80%で
窓の光と植物育成ライトを併用しています。
お勧めのライトはこちらの記事で
最安値!【799円】激安すぎる植物育成ライトその能力はいかほど!?ビカクシダとエアープランツで検証
ジャンル別冬の水やり頻度
観葉植物
いつもの水やりにプラス3日~4日間を空けて行っています。
葉水は種類によっても異なりますがスプレーガンを使って3日に1回程度行っています。
室温が10度を下回る方は更に1日~2日程度間隔をあけると良いです。
ホヤやサンスベリアなどは乾燥を好むので週に1回行うか行わないかくらいのペースです。
エアプランツ
ほぼ毎日スプレーガンで1時間以内に乾くように水やりを行っています。
栽培環境の温度が低ければ低い程水やりを減らす必要があるのですが、具体的には
- 15度以上を保てる場合は週に2回以上
- 10℃以上を保てる場合は週に1回以上
- 10℃以下になる場合はさらに回数を減らして7日~10日に1回などにペースを落すようにして5℃以下にならないように栽培するのが無難です。
塊根植物
月に1度水を与えています。
与えた後は扇風機を回して
早く乾かすようにしています。
室温が10度以下になる方は断水の方が根腐れのリスクが下がります。
ビカクシダ
水苔が完全に乾燥してから水やりをしています。持って重さを確認したり板付けや苔玉であれば下側を手の甲で触って乾燥の程度を確認します。
10度以下になると枯れてしまうリスクが高いので、できるだけ栽培環境の温度を上げて水やりが少なく済むように空中湿度を高めてあげると良いです。
ラクマ、メルカリ、自身のオンラインショップにてコウモリランの板付け・エアープランツの流木着生・塊根植物・ドライフラワーリース・スワッグなど、植物やハンドメイドの商品をペトペンチアという名前で多数出品しているので、もしご興味があればこちらのURLからショップまでお越しください。
またYouTubeのチャンネル登録をして頂くエアープランツを1つプレゼントしています。
動画でも植物の挿木、株分けの仕方、
鉢の作り方などのグリーンライフに役立つ情報を発信しています。
園芸の楽しさを私と妻、ご覧の皆様と共有できれば幸いに思います。
今回もご観覧頂きありがとうございました。
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