100均アイテムで栽培環境の温度を14度上げる裏技

こんにちはペトペンチアです。
今回は植物の苦手な寒さ対策の記事となります。
自己紹介

記事を書いている私は5年間イタリアのクレモナという土地でバイオリン制作をしていました。
元々ものづくりが好きでイタリアにも留学してみたいという思いから
クレモナのバイオリン制作学校へ通うことになりました。
その後帰国しサラリーマンをしていますが、現在休職中です。
休職期間中に自分の本当にやりたいことを形にできるように努力しているような状態です。
バイオリン制作で得た経験と知識を生かして誰かの役に立てれば幸いに思います。
私が育てているエアプランツ、ビカクシダ、塊根植物などは
メキシコ、オーストラリア、マダガスカルなどの地域が
原産となっていることもあり
日本の寒さに耐性がないものが殆どです。
ですが室内の温度を保つために
暖房器具を使用すると電気代がかかります。
そこで節電にも繋がる
100均アイテムを使った
栽培環境の温度を14度
上げる方法をご紹介したいと思います。
使用するもの
使用するものは
プチプチです。
正式にはポリエチレン気泡緩衝材と言いますが
このプチプチを窓に張っておく
若しくは窓枠に突っ張り棒などを入れて
窓を覆うように吊るしておく
という事をするだけで
室内の温度を75%程度
逃がさないようにすることができます。
実際に温度はプチプチを使用すると
約7度も室温が上昇します。
ご自分で張るのが難しいと思う方は
冷気ストップライナーという
マジックテープ付きの
緩衝材170㎝×150㎝がアマゾンで
3433円で購入することもできます。
他にも
ビニールカーテンという
100㎝×100㎝で2670円という商品もありました。
プチプチは偶然誕生した⁉
実はプチプチが誕生したのはアメリカで
二人の技術者が
簡単に清掃できるような壁紙を作ろうとしていたところ、
誤って気泡が入ってしまったのが
気泡緩衝材の開発のきっかけとなりました。
後にパソコンなどを包むために使われ始め、
梱包材としての地位を確立していきます。
失敗から生まれた発明
似ている失敗から生まれた発明として
1969年に3M社の研究者、
スペンサー・シルバーが強力な粘着剤の開発中に、
「よく付くけど、簡単に剥がれてしまう」
奇妙な粘着剤ができてしまいました。
それは明らかに失敗作・・・。
普通なら破棄されておしまいですね。
しかし、シルバーはこれは何かに使えるのではないか?
と会社中の人々に聞いて回りました。
同社の研究員アート・フライが、
「讃美歌集のしおりに使えないだろうか」
というアイデアを閃きます。
そして、後にその「糊のついたしおり」を、
付箋紙やメモ用紙として製品化することとなり、
1980年、世界初の”糊つき”付箋紙として発売されました。
失敗から生まれることがあるというのは
失敗を利用できるメンタリティーが重要なのかもしれませんね。
話がそれてしまいましたが
プチプチを使用して気になるのは
窓の結露だと思います。
結露対策
この結露からカビが発生してしまう事もあるので
なにか対策をしたいところですが、
実はその対策アイテムも100均で購入できます。
窓の結露に関する商品は多く
ダイソーには結露吸収テープ
- 防カビ加工 はがせる結露給水テープ 90cm
- 防カビ加工 はがせる結露給水テープ 30cm 3本入
- 結露給水デコレーションテープ(タウン柄)
- 結露給水デコレーションテープ(シティ柄)
- 結露給水プリントテープ(ミッキーマウス)
- 結露給水プリントテープ(シロクマ柄)
- 結露給水テープ
- はがせる結露給水テープ(2本)
- サッシの結露対策 サッシ枠断熱テープ
これだけの商品があります。
結露を防ぐ方法として
換気を行ったり
結露防止スプレーなどもあります。
カビは人体にも悪影響なので
ぜひカビの対策をして頂ければと思います。
という事でプチプチを使って室温を7度
上昇させることができましたが、
栽培環境の温度をさらに7度上げる方法を
ご紹介したいと思います。
その方法はとても簡単で
お金がかかりません。
0円で温度が7度上がる⁉
その方法は植物の栽培環境を
室内の上部にすることです。
つまりプラントハンガーで吊るしたり
棚の上で管理するという事になりますが
なぜ温度が7度も上昇するのかと言うと
室内ではコールドドラフト現象
というものが発生していて
暖かい空気は上へたまり、冷たい空気は下へたまる、
という性質がありますが、
これによって上下の温度差ができてしまい、
足元が冷えるということになります。
この性質を利用して
室内の上部で植物を栽培することで
より暖かく管理を行うことができます。
最後に我が家での冬の水やり
ルーティンを植物のジャンル別にご紹介したいと思います。
ちなみに我が家の室温は15℃以上を保つため
ダイソンのホット&クールファンを
24時間稼働させています。
電気代はこちらの記事で解説しています。
知ったら手放せなくなる室内園芸グッズ14選‼ガーデニングインテリア
湿度は60%~80%で
窓の光と植物育成ライトを併用しています。
お勧めのライトはこちらの記事で
最安値!【799円】激安すぎる植物育成ライトその能力はいかほど!?ビカクシダとエアープランツで検証
ジャンル別冬の水やり頻度
観葉植物
いつもの水やりにプラス3日~4日間を空けて行っています。
葉水は種類によっても異なりますが
スプレーガンを使って
3日に1回程度行っています。
室温が10度を下回る方は
更に1日~2日程度間隔をあけると良いです。
ホヤやサンスベリアなどは乾燥を好むので
週に1回行うか行わないかくらいのペースです。
エアプランツ
ほぼ毎日スプレーガンで1時間以内に乾くように
水やりを行っています。
栽培環境の温度が低ければ低い程
水やりを減らす必要があるのですが
具体的には
- 15度以上を保てる場合は
週に2回以上 - 10℃以上を保てる場合は
週に1回以上 - 10℃以下になる場合は
さらに回数を減らして7日~10日に1回などに
ペースを落すようにして
5℃以下にならないように栽培するのが無難です。
塊根植物
月に1度水を与えています。
与えた後は扇風機を回して
早く乾かすようにしています。
室温が10度以下になる方は
断水の方が根腐れのリスクが下がります。
ビカクシダ
水苔が完全に乾燥してから水やりをしています。
持って重さを確認したり
板付けや苔玉であれば
下側を手の甲で触って乾燥の程度を確認します。
10度以下になると枯れてしまうリスクが高いので
できるだけ栽培環境の温度を上げて
水やりが少なく済むように
空中湿度を高めてあげると良いです。
そして私が育てている植物や
ドライフラワーなどはラクマに出品していて
最近メルカリにも出品を始めました。
ラクマにてコウモリランの板付け・エアープランツの流木着生
・塊根植物・ドライフラワーリース・スワッグなど
植物やハンドメイドの商品をペトペンチアという名前で多数出品しているので
もしご興味があればこちらのURLからショップまでお越しください。

ブログ見たと言って頂くと100円お値引きさせて頂きます。
またYouTubeのチャンネル登録をして頂くエアープランツを一つプレゼントしています。
動画でも植物の挿木、株分けの仕方、
鉢の作り方などのグリーンライフに役立つ情報を発信しています。
園芸の楽しさを私と妻、ご覧の皆様と共有できれば幸いに思います。
今回もご観覧頂きありがとうございました。
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