家族で楽しめる癒しスポット

こんにちはペトペンチアです。
今屋久島のボタニカルリサーチパークさんという植物園にお邪魔していて、記事投稿のご許可を頂けたのでその魅力をご紹介していこうと思います。
自己紹介

記事を書いている私は【妻と二人の自宅園芸】というYoutubeチャンネルを2021年8月に開設し、エアプランツやビカクシダ、熱帯植物の育て方などをご紹介させて頂いております。
2023年9月に皆様のおかげで登録者数1万7千人を超えるチャンネルへと成長し、エアプランツやビカクシダ、熱帯植物の育て方などをご紹介させて頂いております。
他にもNFTアートクリエイターとして、執筆家としてオンラインの園芸店として、ビカクシダの板付けのワークショップなどの活動しておりますので、皆様と植物を通してご縁があれば嬉しいです。
【全ての活動のリンク】https://lit.link/petopentia
【執筆している本】
縄文杉トレッキング
ちなみに昨日は縄文杉のトレッキングに妻と二人で参加していて
太ももがパンパンの状態です。
往復で10時間かかるトレッキングなので半分修行でした
トレッキングの7割はこのようなトロッコ道を歩きます
道中には様々な植物が生息していて
こちらは食虫植物が虫を捕まえています。
残りの3割はこういった岩肌の道や
木の階段となっていて
この木の階段が一番体力を奪われます。
ただところどころにこういったフォトスポットがあったり
湧き水でのどを潤すことができます。
縄文杉はご存知の方も多いと思いますが
もののけ姫の舞台となった場所なので
見覚えのある景色を見ることができます。
こちらはアシカガとサンが出会うところですね。
そんなトレッキングを終えた次の日ボタニカルリサーチパークさんへ向かいました。
ボタニカルリサーチパークアクセス
屋久島の道路は基本的には外周の一本しかありません。
ボタニカルリサーチパークさんは空港から車で25分の位置にあります。
空港からですと左が海、右が山岳という景色が永遠に続く
ドライブをするだけでも癒される道中となっています。
バスも出ていますが1時間に一本のペースなので車の方が便利かなと思います。
一本道なのでナビが無くても看板を目印にたどり着くことができます。
こちらが受付をする建物ですが
ここから想像できないくらい中が広いです。
上空写真で見るとその広さがわかりますが
園内の地図でご説明すると
最短の散歩コースでもピンクの線でトローキの滝が見れる
フォトスポットまで行って
赤い線で受付まで帰ってきたとしても30分かかります。
黄色い線のルートは殆どの植物を見ることができますが1時間かかります。
植物園は大きな温室が二つあり
熱帯果樹ゾーンと鉱山ゾーンに分かれています。
ボタニカルリサーチパーク園内紹介
まずは熱帯果樹ゾーン
園内地図だとここになります。
温室では屋久島の特有の植物の分布状況を忠実に再現しているそうです。
いきなりマンゴーですね。
南国を感じます。
そして道にオカリナみたいなものがありますね。
違うよこれカニステルの実だよと
生涯で二度と発することのないフレーズを使って妻と会話しました。
温室にはルービックキューブのようなものや、Q&Aがあったり、お子さんと一緒に回っても学びになり楽しめるような工夫が施されています。
妻の手よりも大きいこちらの葉は
マレーフトモモというフルーツで
別名は山リンゴですが、歯触りだけがリンゴのようで淡白な味がするそうです
こちらは太陽の透け方がエバーフレッシュに似ていますが
タマリンドというフルーツで甘酸っぱく、少しくせのある味で、
日本の食べ物でいうと甘酸っぱい梅干しや干し柿などと
表現されることが多いそうです。
妻が通路で拾った枯れ葉はパンノキというフルーツの葉で、果肉には臭いはなく、パイナップルのような繊維質の白い果肉で、果肉を丸焼きすると石焼き芋の香りがし、味はサツマイモほどの甘味もなく、わずかに酸味が感じられるそうです。
こちらは何かわからなかったので最後にスタッフさんに質問してみました。
ジャボチカバというフルーツで酸味はそこまでなくおいしいそうです。
幹から実ができていておもしろいです。
試食で食べることができるときもあるそうです。
二つ目の温室に向かいたいと思います。
こちらは鉱山植物ゾーンになっています。
入って最初に目を引かれたのはこちらのピンクのわさわさこれも最後にスタッフさんに何か聞いてみたのですが、こちらはキャットテールになるそうです。
園芸店などで目にするサイズと違い過ぎてわかりませんでした。
個人的にはこのエリアが一番のお気に入りでした。
癒されるし観葉植物好きの私にはたまりませんでした。
こちらはカギンリュウです。
寒さに弱く茎のジグザグを竜の飛翔に見立て命名されたそうです。
我が家のカギンリュウはまだまだトカゲくらいでしょうか
鮮やかな花を咲かせています。
園のものはピンク色の花を咲かせています。
最近園芸店でもよく見かけますが、北アメリカからベネズエラにかけて分布しています。
ここではいい感じに動画を作れるように妻に撮影してもらいこの映像を取っていた妻は
2カ所蚊に刺されていました。
頑張ってくれた妻に感謝しかありません。
みなさんは虫よけスプレーを持っていくといいかもしれません。
この流木や岩の配置がハイセンスだなと妻と二人興奮が止まりませんでした。
こちらはオペルクリカリアの植物によく似ているなと思いました。
我が家のパキプスと比べると葉の形が似ていますよね
ここからは外を回っていきます。
まず目の前に現れたのはこちらの巨大な樹木ですが、園芸店に必ずと言っていいほど置いてある有名な植物なんですが、なんだかわかりますか、こちらガジュマルなんです。
我が家のガジュマルと比べるとサイズ感が全く違いますよね。
適した気候だとこうなるんだなと勉強になりました。
こちらはハーブ園です。
地図だとここになります。
雨の多い屋久島の気功ではハーブの栽培は適していないのですが、地面より高く植栽したり排水のよい用土を使用するなどの工夫により、約50種のハーブを栽培できるようになったそうです。
植物のためにどれだけ環境を整えられるかが成長に大きく関わってくるんだなと痛感させられました。
外周にはローズマリー
こちらの花壇には左半分スペアミント、右半分にチェリーセージが植えられています。
確かに地面より高くなるように花壇が作られていますね。
ハーブ園を抜けて現れたのは南国の象徴ブーゲンビリアです。
園芸店やホームセンターなどで購入することができます。
ブーゲンビリアは熱帯や温暖な地域では常緑ですが、10℃以下になると落葉します。
日本でも5℃あれば落葉しながらの越冬が可能です。
その横にマカダミアが出てきました。
実を食べることがあっても樹木を見ることはないので、貴重な経験でした。
マカダミアはヤマモガシ科の植物で、園芸植物として人気のあるプロテアと同じ仲間です。
成長して実をつけるまでには8年ほどかかるそうです。
葉の側面には棘がありますが棘なしもあるそうです。
こちらはアジサイですね。
アジサイは、日本原産の落葉低木です。
ちなみに現在地はここです。
低木とは低い木と書き、樹高1.5m以下の樹木のことを指します。
常緑樹も落葉樹も1.5m以下の樹木はすべて低木となります。
ところどころにシダが見えるんですが
樹木に着生しているものもあります。
そして木のトンネルを抜けるといよいよ、こちらの植物園一の絶景トローキの滝が見えるフォトスポットになります。
左側に巨大なバナナの木を見ながら、ここって猫バス通ってなかったかなと思っているうちに高台が見えてきました。
カメラでは伝わりずらいかもしれませんが、皆さんに私と妻が触れた感動を体験して頂きたいと思います。
水は透き通ったエメラルドグリーン、青々とした緑に囲まれた高台から、風を感じながら見るトローキの滝癒されないわけがありません。
トローキの滝を後にし、ライチロードにやってきました。
左も右もライチです。
中国南部が原産の「ライチ」ですが、絶世の美女と言われる楊貴妃が愛した果物として有名です。
こちらはモンステラです。
ちなみに現在地はこちらになります。
モンステラは熱帯アメリカに分布するつる性の植物で、20~40種類あると言われています。
葉は生長するにつれ、縁から切れ込みが入ったり穴があき、独特な面白い姿になります。
水が好きな植物ですが、大きな株になれば乾燥にも比較的強くなります。
生育が良すぎて妻の手が赤ちゃんみたいに小さく見えます。
モンステラは葉の縁に水孔(すいこう)と呼ばれる排水器官があり、朝方葉の縁に水滴が付いていることがあると思います。
これは生育が良い証拠なので心配しなくて大丈夫です。
こちらは妻が大好きなモクマオウです。
被子植物で、被子植物とは種で増える植物を2つのグループに分けて、裸子植物という種がむき出し、
被子植物という脂肪に包まれているという違いがあります。
日本には元来自生し ないのですが南西諸島、小笠原諸島に導入されたものが野生化しているそうです。
街路樹のような形で観葉植物が植えられていて、見ていて飽きない通路になっています。
ペペロミアは直射日光が苦手で明るい場所を好むので、木の下で木漏れ日となるような環境は育ちがいいのだなと思いました。
こちらは樹木にシダのようなものが着生していて木の幹が見えていません。
遠目からインパクトのある樹木ですが近づいてみると
実なのか蕾なのかわかりませんが白い粒ができていて、遠くても近くても魅力がある巨大で繊細なテラリウムを見たような気分でした。
こちらは恐らくタンクタイプのブロメリアだと思います。
地植えされているのは初めて見ました。
パイナップル科で花が咲いた後子株をつけ、群生になります。
タンクの中に水を溜めて落ち葉や虫、鳥の糞などを養分とするので、肥料の重要さが良くわかります。
こちらは葉の上を虫が通った後でしょうか。
自然のアートですね。
ここで園の中央に戻ってきました。
無数のパイナップルが植えられています。
こぶし大のみができています。
最後にこちらの園で採れたフルーツの試食をさせて頂きました。
手前がアロエで醤油がかかっています。
左がパイナップルで、奥の手前がパパイヤ、一番奥が日向夏になります。
歩いた後のフルーツのおいしさは極上でした。
受付の前のタコノキに実はビカクシダが着生していました。
ここで働けたら確実に私も植物を着生させてますね。
ボタニカルリサーチパーク詳細
- 営業期間 開園:8:00~17:00 8:00~17:00(入園は16:30まで)
時期によって変動する可能性があるので電話で事前にご確認ください。 - 料金 大人:大人:500円
子供:子供:250円 - その他情報 管理者 :屋久島交通
- 電話番号:0997-47-2636
- 住所:〒891-4402 鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生896−1
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今回の旅は楽天トラベルで予約しました。
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最初の画面より国内ツアーを選択します。
行き先を鹿児島にします。
ここでご注意頂きたいのはレンタカーのチェックを外すことです。
屋久島ではなく鹿児島のレンタカーが予約されてしまうので、屋久島へ行く際は必ずチェックを外してください。
次にこちらの画面に来たら地図から屋久島を選択します。
もう一つご注意頂きたいのは鹿児島から屋久島へのチケットは入っていませんので、ご自分でフェリー、もしくは飛行機を予約する必要があります。
飛行機は視界不良で飛ばないこともあるのでオフシーズンであれば敢えてチケットは取らず、天候が少し悪いくらいであればフェリーのチケットをその場で購入するのも良いと思います。
フェリーの方が天候に強いので。
おすすめ宿
一番最初に出てくるホテル(現在2022年6月)が
THE HOTEL YAKUSHIMA OCEAN & FORESTという
私と妻が宿泊したホテルになります。
部屋からの景色はとてもきれいで朝日も夕暮れも夜も素敵な風景でした。
私は夕食と朝食付きのプランにしましたが、料理はとてもおいしくて、トレッキング後のビールはこの世のものとは思えないおいしさでした。
ちなみに今回は妻の誕生日祝いで来ていたので、宿にお願いして、ケーキのサプライズをして頂きました。
※別途料金がかかります。
とても楽しくて成長できる旅となりました。
皆さんもぜひ屋久島に訪れてみてはいかがでしょうか。
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鉢の作り方などのグリーンライフに役立つ情報を発信しています。
園芸の楽しさを私と妻、ご覧の皆様と共有できれば幸いに思います。
今回もご観覧頂きありがとうございました。
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