少しの工夫でできる⁉冬の管理方法
こんにちはペトペンチアです。
今回は最も観葉植物が弱りやすい冬に植物を枯らさない方法をご紹介したいと思います。
自己紹介
記事を書いている私は【妻と二人の自宅園芸】というYoutubeチャンネルを2021年8月に開設し、エアプランツやビカクシダ、熱帯植物の育て方などをご紹介させて頂いております。
2023年9月に皆様のおかげで登録者数1万7千人を超えるチャンネルへと成長し、エアプランツやビカクシダ、熱帯植物の育て方などをご紹介させて頂いております。
他にもNFTアートクリエイターとして、執筆家としてオンラインの園芸店として、ビカクシダの板付けのワークショップなどの活動しておりますので、皆様と植物を通してご縁があれば嬉しいです。
【全ての活動のリンク】https://lit.link/petopentia
【執筆している本】
まず植物が冬に枯れやすい３つの原因とその対策方法をお話ししたいと思います。
冬に枯れる３つの原因
枯れる原因
【１つ目寒さ】
観葉植物は品種にもよりますが、２０度～３０度が適温となり、１０度を下回ることで状態が悪くなる可能性が高くなります。
症状としては葉を落としたり
黄色く変色したりして枯れてしまいます。
【対策方法】
寒さの対策は意外と少しの工夫で行うことができます。
２４時間エアコンを使用したり温室を作れればそれも良いですが、一般のご家庭ではあまり現実的ではないと思います。
そこで簡単にできる寒さ対策を３つご紹介したいと思います。
１つ目棚の上で管理をする
これは室内の空気の動きに関係があり室内の暖かい空気は膨張して室内の上部へ移動します。
反対に室内の冷たい空気は下の方に停滞するという特徴があるので、この空気の動きを利用してなるべく室内の上部で栽培を行うことで、より暖かい場所で管理することができます。
２つ目段ボールや発泡スチロールを使用する
棚や床に直置きすると冬の寒さを植物に直に感じさせてしまいますが、段ボールや発泡スチロールを
下に敷くことで断熱材として使用することができます。
下に敷いても箱に入れて管理しても良いですが、箱の場合は通気性が悪くなるというデメリットもあるので、空気を循環させられるようにサーキュレーター扇風機を使用するか
箱に入れるのを夜だけにするというのも有効です。
ただ毎日行うのは継続するのが難しいので植物の下に敷くのがお勧めです。
私は以前購入したクッションフロアーが余っていたので
このように敷いてパキポディウムグラキリスの実生株ビカクシダの胞子培養エアプランツなどを育てています。
３つ目水やりを午前中にする
春から秋にかけて特に夏は涼しい夜の時間帯に水やりを行うことで、植物体を冷やしたり、日中の強い日差しと温度で水がお湯になり、煮えてしまうという事を防ぐことができますが、冬には夜に水やりを行うと植物体を冷やし過ぎてしまいます。
理想は午前中の暖かい時間帯に水やりを行うことで、植物体を冷やし過ぎないようにします。
また与える際の水の温度ですが、空気と同じ温度の水を与えるのがお勧めです。
冷たすぎる水は植物体を冷やしてしまうためNGとなり、暖かい水は水やり後に温度が急激に下がってしまい、植物にはストレスとなってしまいます。
水を数時間ジョウロなどに入れておくか
空気と同じくらいの温度になるように調整して与えるのがお勧めです。
枯れる原因
【２つ目水と空気の停滞】
冬の寒い時期には観葉植物は水を吸い上げる力が弱くなります。
この状態がいわゆる休眠状態となりますが、水を吸わないことと室内を締め切っていたりすると空気が動かないこともあり鉢の中の水が停滞しやすく根腐れを起こしてしまいます。
もし観葉植物の土や水苔などの植え込み材にカビが発生する場合は
空気が停滞しているという証拠になります。
【対策方法】
水やりは寒くなるごとに徐々に頻度を減らしていくことで、植物の耐寒性を高め鉢の中の水分量を
適切に保つことができます。
というのも水やりを控えることで植物の樹液が濃くなっていきます。
液体は濃度が高いほど氷づらくなりますが、植物の樹液も同じく濃くなることで寒さに強くなります。
※シロップを凍らせる実験ではより濃い液体の方が凍りにくかった。
また植物は植物体を変化させることで、寒さに耐えようとする特徴があり水分が少ない場合も植物体を変化させます。
冬に植物が枯れてしまう原因として、この植物体の変化が寒さによるものと、水分ストレスによるものが同時に起こってしまう事だと私は考えています。
寒くなるごとに徐々に水やりを減らすことでこの水分ストレスを緩やかに与えることができるというのもメリットとなります。
水やりを控えめにと言っても実際どのくらいの頻度で水やりを行えば良いかわからないという方もいらっしゃると思います。
具体的には水を与える頻度に毎回＋１日間隔を空けていきます。
例えば水を与えるタイミングが水やりから７日後であれば８日後にしその次の水やりは９日後にします。
そして最終的には普段の水やり＋３日くらいで水を与えるというように行います。
ここでご注意頂きたいのは水やりを控えるというのは少量の水を与えるという意味ではなく水やりの頻度を減らすという意味になります。
少量の水やりを行うと水やりの頻度が増えて植物が軟弱になりやすくほこり、植物の老廃物、微生物
害虫などを洗い流すことができないということが起こってしまいます。
また植物の根を濡らすことができずに根が傷みやすくなります。
植物の根というのは鉢の中で四方に伸ばしていくため、少量の水やりでは一番水を探そうとしている根の先端に水を与えることができないため
植物の状態が悪くなる可能背性が高くなってしまいます。
生産者の方で土の上部1cmを濡らすことで、植物の根を上に持ってくる、上根を出すというテクニックもあるそうですが、高等テクニックとなるので通常の育て方ではなくなります。
水を与えるときは鉢底から水が出るくらい勢いよく行い空気が動く状態で、受け皿に溜まった水はこまめに捨てるようにして土を乾かすようにしましょう。
空気を動かすように換気をしたりできれば扇風機やサーキュレーターを使用するのが良いと思います。
枯れる原因
【３つ目日照不足】
冬は日照時間が減ってしまうのと、春から秋に比べると日差しが弱くなるので、光量不足によって植物の体力がなくなり、最終的に枯れてしまうという事が起こります。
【対策方法】
光量不足を補うためには室内の最も明るい場所で管理するのが良いです。
ただどうしても日照を確保できないという方や、窓越しの光だけでは生育が心配という方は植物育成ライトを使用するのがお勧めです。
私がお勧めする植物育成ライトはこちらの記事で紹介している１つ９１９円のライトになります。
最安値！【799円】激安すぎる植物育成ライトその能力はいかほど!?ビカクシダとエアープランツで検証
初めてライトを購入するという方や通常のライトとしても使用したいという方にピッタリです。
このようにスイッチを切って
すぐに付けると植物育成ライトモードから
通常のライトモードへと変えることができます。
我が家ではリビングのライト
スタンドライト
玄関のライトにこの植物育成ライトを使用しています。
以前は７９９円だったのですが、現在では９１９円と値上がりしていて取り扱いは楽天市場だけなのでご注意ください。
という事で冬に植物が枯れる原因とその対策をご紹介させていただきました。
私の配信する情報は本、インターネットの情報、詳しい方からの話がベースになっていますので、私の情報が正しいというものではありません。
皆様の園芸に少しでも役立てば良いなと思い情報を配信していますので、もし新しい情報をご存知の方は教えて頂ければ、情報を皆様とアップデートできるのでご協力いただければ幸いです。
ラクマ、メルカリ、自身のオンラインショップにてコウモリランの板付け・エアープランツの流木着生・塊根植物・ドライフラワーリース・スワッグなど、植物やハンドメイドの商品をペトペンチアという名前で多数出品しているので、もしご興味があればこちらのURLからショップまでお越しください。
またYouTubeのチャンネル登録をして頂くエアープランツを１つプレゼントしています。
動画でも植物の挿木、株分けの仕方、
鉢の作り方などのグリーンライフに役立つ情報を発信しています。
園芸の楽しさを私と妻、ご覧の皆様と共有できれば幸いに思います。
今回もご観覧頂きありがとうございました。
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