リップル・ルベラ・ハッピービーンズ・ペッパーミルの水差し実験
こんにちはペトペンチアです。
今回はペペロミアの特徴、育て方、増やし方について解説していきたいと思います。
自己紹介
記事を書いている私は5年間イタリアのクレモナという土地でバイオリン制作をしていました。
元々ものづくりが好きでイタリアにも留学してみたいという思いから
クレモナのバイオリン制作学校へ通うことになりました。
その後帰国しサラリーマンをしていますが、現在休職中です。
休職期間中に自分の本当にやりたいことを形にできるように努力しているような状態です。
バイオリン制作で得た経験と知識を生かして誰かの役に立てれば幸いに思います。
ペペロミアの特徴
ペペロミアは熱帯地域を中心に、1000種類ほどの原種があると言われていて、コショウ科を代表するグループで匍匐性(ほふくせい)という茎が横に這うように伸びる性質を持っているものや直立性、ロゼットタイプ、着生植物まで様々な形態がある常緑多年草です。
ペペロミアは小型の種類が多く、管理しやすいのでインテリアグリーンとして人気があります。
葉や茎が多肉質の品種も多く、個性的な葉の模様や色、草姿も魅力のひとつです。
国内でも多くの種類が栽培されており仕立て方も様々でヘゴ付けにしたり、
茎が匍匐するタイプはつり鉢にしたり、
小型品種はミニ観葉として楽しみます。
乾燥には強いのですが多湿を好むので室内で育てる場合は加湿器を使用したり葉水をこまめに行うとより良く成長します。
ペペロミアは「コショウに似た」という意味があります。
育て方
日当たり・置き場所
ペペロミアは明るい日陰で管理をします。
室内であれば窓際のレースカーテン越しの場所で育てましょう。
強い光は葉焼けを起こしてしまう可能性がありますので、半日陰~明るい日陰に置きます。
あまり日陰すぎると軟弱になってしまうので、真っ暗な場所は避けます。
温度
寒さに弱いので、
8度は保つようにします。
屋外で管理されている場合は、
10度以下になる時は室内に取り込みます。
用土
ペペロミアは排水の良い土を好みます。
鉢底石を敷いてから赤玉土、腐葉土、川砂を配合した用土に植え付けを行います。
観葉植物の土や多肉植物の土も使うことができます。
私がお勧めする用土はプロトリーフの粒状かるーい培養土です。
こちらはアマゾンで12L入りが1009円で購入できます。
育てている観葉植物、塊根植物、サボテンなどほぼすべての植物に使用していて、この土の良いところは
- 水捌けが非常によく
- 土の乾き具合がわかりやすい
- 適度に肥料が入っている
という事で使いやすくとてもお勧めです。
水やり
ペペロミアは葉や茎が多肉質で水分を貯めているので、お水の与えすぎに注意します。
土の表面が乾いてから数日後に水やりをしましょう。
ときどき葉水をしてあげるとさらにいいです。
私のお勧めは霧吹きではなく充電式スプレーガンです。
値段はアマゾン価格で4252円
こちらは充電式で使える霧吹きになります。
本来はアルコールや次亜塩素酸などを除菌のために散布するために使用するものですが、私はこれを観葉植物の葉水やエアプランツの水やりに使用しています。
理由は普通の霧吹きでは粒が大きすぎるため葉水をするたびに、またチランジアの水やりをするたびに辺りが水浸しになってしまうため
(通常の霧吹き)
シンクやお風呂場に移動させる手間がありますがこのミストガンは超微粒であるため水滴が殆ど落ちませんし
(ミストガン)
細かい霧状の水を与えることができるので保湿するのにとても適しています。
また充電式でフルで充電すると1時間から2.5時間使用することができます。
また容量が800㎖入るので水やりの途中で水を汲みなおすことがありません。
ミストの強さは調節することができます。
最も勢いが弱いとこのくらいで
勢いが強いとこのくらい強いです。
スイッチを押すともう一度スイッチを押すまで持っているだけで良いのでとても使いやすいです。
肥料
特に必要ありませんが施す場合は、5~9月の生育期に規定の倍率よりもさらに薄めた液体肥料を与えます。
または緩効性の肥料を2カ月に1度置き肥します。
冬は肥料を与えません。
病害虫
カイガラムシやアザミウマがつくことがあるので
見つけ次第歯ブラシでこすり落とすか薬剤散布で対応します。
ハダニは予防のためときどき葉裏にも水をかけます。
病気は疫病や細菌病が発生します。
発見したら葉を取り除きましょう。
殺虫剤入りの肥料
殺虫剤と肥料です。
やはり室内で園芸を行う際に害虫というのは厄介ですよね。
私がお勧めしたいのはこちらのマグァンプDと
ハイポネックス殺虫剤入りになります。
こちらは肥料に殺虫成分と害虫予防の効果がある薬剤になります。
製品に記載された効果がある害虫
- アブラムシ
- ワタアブラムシ
- コナジラミ
- アザミウマ
などに効果があると記載されていますが、個人的に調べてみると他にも
- シロアリ
- ノミ
- ダニ
- ハエ
- 蚊
- ゴキブリ
- キクイムシ
- ウンカ
- カメムシ
- ハモグリバエ
- カイガラムシ
にも効果があるそうです。
とても使いやすく効果のある害虫はこの通りかなり幅広いです。
実際に使用してみてコバエの量が激減したのでとてもお勧めです。
選び方
同じ種類であれば葉の数が多く、下葉までついた締まった苗が良い苗です。
葉に艶があり、多肉質の茎が細くなったりしていないもの、病害虫のないものを選びましょう。
植え付け
屋内での冬越しが必要なため鉢で栽培します。
耐陰性が強く室内の明るい場所で栽培します。
夏の強い光で葉やけを起こすので注意が必要です。
逆に光が足りないと斑が弱くなったり葉の光沢がなくなったり節間が間延びしたりします。
植え替え・鉢替え
ペペロミアの植え替えは5月~10月に行います。
鉢がパンパンになっていたり、土に水が染み込まない場合は、土が古くなっていたり根がたくさん張っている可能性がありますので植替えを行います。
頻度は2~3年に一度でいいでしょう。
大きい株であれば一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けして元の鉢に植えます。
植える際は少し根をほぐし、新しい土を入れて植えましょう。
花
ペペロミアの花は、あまり目立つ花ではありませんが、穂のような花を咲かせます。
種類によってはいい香りのする品種「ペペロミア・デピーナ(通称アロマペペ)」もあります。
夏越し
直射日光に当てないように半日陰で管理をします。
冬越し
8度以上は保つようにし、水やりも控えめにします。
乾かし気味にすると寒さに耐えることができます。
増やし方
ペペロミアは株分け、挿し芽、葉挿しをすることができます。
動画の05:18あたりから増やし方を実演しています。
ラクマ、メルカリ、自身のオンラインショップにてコウモリランの板付け・エアープランツの流木着生・塊根植物・ドライフラワーリース・スワッグなど、植物やハンドメイドの商品をペトペンチアという名前で多数出品しているので、もしご興味があればこちらのURLからショップまでお越しください。
またYouTubeのチャンネル登録をして頂くエアープランツを1つプレゼントしています。
動画でも植物の挿木、株分けの仕方、
鉢の作り方などのグリーンライフに役立つ情報を発信しています。
園芸の楽しさを私と妻、ご覧の皆様と共有できれば幸いに思います。
今回もご観覧頂きありがとうございました。
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