初の室内でのキセログラフィカ巨大化実験

こんにちはペトペンチアです。
実はキセログラフィカの巨大化に関する
コメント多く頂いたので
現在1月ですが
キセログラフィカの巨大化に挑戦してみたいと思います。
自己紹介

記事を書いている私は5年間イタリアのクレモナという土地でバイオリン制作をしていました。
元々ものづくりが好きでイタリアにも留学してみたいという思いから
クレモナのバイオリン制作学校へ通うことになりました。
その後帰国しサラリーマンをしていますが、現在休職中です。
休職期間中に自分の本当にやりたいことを形にできるように努力しているような状態です。
バイオリン制作で得た経験と知識を生かして誰かの役に立てれば幸いに思います。
春から秋にかけての巨大化は方法が異なるので
こちらの記事をご覧いただければと思います。
キセログラフィカ巨大化実験2ヶ月経過‼根の成長が異常⁉【自宅園芸】
巨大化に必要な要素
キセログラフィカの巨大化に必要なものは
次の5つになります
- 15℃以上の温度
- 動き続ける空気
- 木漏れ日程度の光
- 多めの水やり
- 肥料
が必要となります。
そのため冬にキセログラフィカに限らず
エアプランツを生き生きと育てるのは
かなり難しいです。
私自身冬には成長させるというよりも
延命させるというイメージで
栽培を行っているので
今回初めての経験になります。
巨大化の環境を作る
巨大化には十分な環境が必要となりますが、
冬にはそういった環境を作るのが難しいですが
以下のようなアイテムを使用することで
巨大化を行いたいと思います。
使用するもの
- ダイソン ホット&クールファン
24時間暖房で使用して
首振り機能を利用することで
ある程度の空気の循環を測ります。
リンク - マキタの扇風機
動き続ける空気を作るために
ダイソンは24時間で使用しますが
水やり後などの長時間濡れていて欲しくない時に
扇風機を回したいと思います。
リンク - ビームテックの植物育成ライト
光合成をすることで植物は成長するので
冬の巨大化には必須になると思います。
木漏れ日程度の光が理想ですが
それには3000~5000ルクスになるので
そこまでの光を与えるのは難しいですが
できるだけ明るく照らしながら
自然光とライトを併用していきたいと思います。リンクこちらの記事でライトの性能を解説しています。
最安値!【799円】激安すぎる植物育成ライトその能力はいかほど!?ビカクシダとエアープランツで検証 - 電動ミストガン
多めの水やりをするためには
植物を栽培する場所が普通の霧吹きでは
水浸しになってしまうので
毎日定位置で水を与えられるように
電動ミストガンを使用したいと思います。
リンク - 動物性完熟堆肥とマグァンプK
春から秋にかけての巨大化には
ハイポネックスとメネデールを使用しました。
今回も同じでも良いかなと思ったんですが
液体ではない肥料を葉の間に入れて巨大化
させるとどうなるのか知りたいという
コメントを何件か頂いて
私自身も気になっていたので
今回は動物性完熟堆肥の熟成牛ふんと
マグァンプKを使って
巨大化させていきたいと思います。
リンク
リンク - ハイポネックス
液体肥料のハイポネックスは
最低気温15度以上25度以下の環境で
とても効力を発揮するので
冬でも温度を保てれば使用できるのか
実験していきたいと思います。
リンク
4つの実験の内容
実験1動物性完熟堆肥
動物性完熟堆肥を数グラム
一つまみ程度を
数カ所の葉の中に入れて
毎日ミストガンで水やりをします。
実験2マグァンプK
マグァンプKを数グラム
一つまみ程度を
数カ所の葉の中に入れて
毎日ミストガンで水やりをします。
実験3根元を水に浸す
根元を水に浸して
株元に水を入れて管理します。
この実験では
15℃以上を保てていれば
水に浸した状態でも
株元に水を入れた状態でも
腐る事がないかを確認したいと思います。
水やりはミストガンで毎日行います。
実験4ハイポネックス
液体肥料ハイポネックスを
週に1回与える
冬でも液体肥料の効果があるか
また傷んでしまわないか
実験を行いたいと思います。
こちらも毎日ミストガンで
水やりをしていきます。
室内の温度が15℃以上に保たれているか
こちらの温湿度計で確認しながら
栽培を行っていきたいと思います。
デジタルだと電池を換える必要があるので
アナログのものにしてみました。
1か月後実験結果
実験1・動物性完熟堆肥
実験開始直後には横幅が25㎝
高さが17㎝くらいでしたが
現在は
殆ど変わらず横幅が25㎝
高さが17㎝くらいです。
実験2・マグァンプK
実験開始直後には横幅が25㎝
高さが17㎝と
実験1の株と同じくらいの大きさでしたが
1ヶ月経過した現在は
横幅が25㎝
高さが17㎝とこちらも変化がありませんでした。
実験3・根元を水に浸しておく
こちらの株は目に見えて変化がありました。
(実験開始直後)
実験開始当初よりも葉が開いて
生き生きとしています。
(1か月後)
サイズは
実験開始時には横幅が23㎝
高さが15㎝でしたが
現在は
横幅がなんと35㎝
高さが15㎝でした。
今回の実験で最も変化を見せてくれました。
実験4・ハイポネックス
実験開始時には横幅が23㎝
高さが13㎝でしたが
現在は
横幅が23㎝
高さが13㎝と変化はありませんでした。
考察
以上の結果から
肥料よりも巨大化には水が必要という事が
言えるかもしれません。
また動物性完熟堆肥やマグァンプKなどの肥料は
有効かもしれませんが
十分な水がないと効果を発揮しないのかもしれません。
水やりは毎日行っていましたが
ミストガンで1時間以内に乾くように行っていたので
水が滴るくらい十分に与えた場合は
変化を見せる可能性があるなと思いました。
そしてこの実験で証明することができたのは
室温が15℃以上あり空気が動いていれば
株元に水を溜めても
根元を水に浸しても良いという事がわかったので
私としてはこの実験を行ってよかったなと思っています。
ここからは実験3以外の株に
毎日十分に水を与えながら変化がないか
実験を進めていきたいと思います。
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今回もご観覧頂きありがとうございました。
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