初の室内でのキセログラフィカ巨大化実験

こんにちはペトペンチアです。
実はキセログラフィカの巨大化に関するコメント多く頂いたので現在1月ですが、キセログラフィカの巨大化に挑戦してみたいと思います。
自己紹介

記事を書いている私は【妻と二人の自宅園芸】というYoutubeチャンネルを2021年8月に開設し、エアプランツやビカクシダ、熱帯植物の育て方などをご紹介させて頂いております。
2023年9月に皆様のおかげで登録者数1万7千人を超えるチャンネルへと成長し、エアプランツやビカクシダ、熱帯植物の育て方などをご紹介させて頂いております。
他にもNFTアートクリエイターとして、執筆家としてオンラインの園芸店として、ビカクシダの板付けのワークショップなどの活動しておりますので、皆様と植物を通してご縁があれば嬉しいです。
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【執筆している本】
春から秋にかけての巨大化は方法が異なるのでこちらの記事をご覧いただければと思います。
キセログラフィカ巨大化実験2ヶ月経過‼根の成長が異常⁉【自宅園芸】
巨大化に必要な要素
キセログラフィカの巨大化に必要なものは次の5つになります
- 15℃以上の温度
- 動き続ける空気
- 木漏れ日程度の光
- 多めの水やり
- 肥料
が必要となります。
そのため冬にキセログラフィカに限らずエアプランツを生き生きと育てるのはかなり難しいです。
私自身冬には成長させるというよりも延命させるというイメージで栽培を行っているので今回初めての経験になります。
巨大化の環境を作る
巨大化には十分な環境が必要となりますが、冬にはそういった環境を作るのが難しいですが以下のようなアイテムを使用することで巨大化を行いたいと思います。
使用するもの
- ダイソン ホット&クールファン
24時間暖房で使用して首振り機能を利用することである程度の空気の循環を測ります。
リンク - マキタの扇風機
動き続ける空気を作るためにダイソンは24時間で使用しますが水やり後などの長時間濡れていて欲しくない時に扇風機を回したいと思います。
リンク - ビームテックの植物育成ライト
光合成をすることで植物は成長するので冬の巨大化には必須になると思います。
木漏れ日程度の光が理想ですがそれには3000~5000ルクスになるのでそこまでの光を与えるのは難しいですができるだけ明るく照らしながら自然光とライトを併用していきたいと思います。
リンクこちらの記事でライトの性能を解説しています。
最安値!【799円】激安すぎる植物育成ライトその能力はいかほど!?ビカクシダとエアープランツで検証 - 電動ミストガン
多めの水やりをするためには植物を栽培する場所が普通の霧吹きでは水浸しになってしまうので毎日定位置で水を与えられるように電動ミストガンを使用したいと思います。
リンク - 動物性完熟堆肥とマグァンプK
春から秋にかけての巨大化にはハイポネックスとメネデールを使用しました。
今回も同じでも良いかなと思ったんですが液体ではない肥料を葉の間に入れて巨大化させるとどうなるのか知りたいというコメントを何件か頂いて私自身も気になっていたので今回は動物性完熟堆肥の熟成牛ふんとマグァンプKを使って巨大化させていきたいと思います。
リンク
リンク - ハイポネックス
液体肥料のハイポネックスは最低気温15度以上25度以下の環境でとても効力を発揮するので冬でも温度を保てれば使用できるのか、実験していきたいと思います。
リンク
4つの実験の内容
実験1動物性完熟堆肥
動物性完熟堆肥を数グラム一つまみ程度を数カ所の葉の中に入れて毎日ミストガンで水やりをします。
実験2マグァンプK
マグァンプKを数グラム一つまみ程度を数カ所の葉の中に入れて毎日ミストガンで水やりをします。
実験3根元を水に浸す
根元を水に浸して株元に水を入れて管理します。
この実験では15℃以上を保てていれば水に浸した状態でも株元に水を入れた状態でも腐る事がないかを確認したいと思います。
水やりはミストガンで毎日行います。
実験4ハイポネックス
液体肥料ハイポネックスを週に1回与える冬でも液体肥料の効果があるかまた傷んでしまわないか実験を行いたいと思います。
こちらも毎日ミストガンで水やりをしていきます。
室内の温度が15℃以上に保たれているかこちらの温湿度計で確認しながら
栽培を行っていきたいと思います。
デジタルだと電池を換える必要があるのでアナログのものにしてみました。
1か月後実験結果
実験1・動物性完熟堆肥
実験開始直後には横幅が25㎝高さが17㎝くらいでしたが
現在は殆ど変わらず横幅が25㎝高さが17㎝くらいです。
実験2・マグァンプK
実験開始直後には横幅が25㎝高さが17㎝と実験1の株と同じくらいの大きさでしたが
1ヶ月経過した現在は横幅が25㎝高さが17㎝とこちらも変化がありませんでした。
実験3・根元を水に浸しておく
こちらの株は目に見えて変化がありました。
(実験開始直後)
実験開始当初よりも葉が開いて生き生きとしています。
(1か月後)
サイズは実験開始時には横幅が23㎝高さが15㎝でしたが
現在は横幅がなんと35㎝高さが15㎝でした。
今回の実験で最も変化を見せてくれました。
実験4・ハイポネックス
実験開始時には横幅が23㎝高さが13㎝でしたが
現在は横幅が23㎝高さが13㎝と変化はありませんでした。
考察
以上の結果から肥料よりも巨大化には水が必要という事が言えるかもしれません。
また動物性完熟堆肥やマグァンプKなどの肥料は有効かもしれませんが十分な水がないと効果を発揮しないのかもしれません。
水やりは毎日行っていましたがミストガンで1時間以内に乾くように行っていたので水が滴るくらい十分に与えた場合は変化を見せる可能性があるなと思いました。
そしてこの実験で証明することができたのは室温が15℃以上あり空気が動いていれば株元に水を溜めても根元を水に浸しても良いという事がわかったので私としてはこの実験を行ってよかったなと思っています。
ここからは実験3以外の株に毎日十分に水を与えながら変化がないか実験を進めていきたいと思います。
ラクマ、メルカリ、自身のオンラインショップにてコウモリランの板付け・エアープランツの流木着生・塊根植物・ドライフラワーリース・スワッグなど、植物やハンドメイドの商品をペトペンチアという名前で多数出品しているので、もしご興味があればこちらのURLからショップまでお越しください。

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園芸の楽しさを私と妻、ご覧の皆様と共有できれば幸いに思います。
今回もご観覧頂きありがとうございました。
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