植物育成ライト・サーキュレーター・自然光・外管理で1ヶ月間の実験

こんにちはペトペンチアです。
今キセログラフィカを様々な環境で育てていて、どれだけ成長に差が出るのかを検証し始めて1ヶ月ほど経過しました。
環境によって大きく差が出ているのでご紹介したいと思います。
この動画を見て頂くとキセログラフィカの成長が環境によってどの程度変化するのかがわかり、枯らさずに健康な株にできるようにご自分の生育環境のご参考にして頂けると思います。
自己紹介

記事を書いている私は【妻と二人の自宅園芸】というYoutubeチャンネルを2021年8月に開設し、エアプランツやビカクシダ、熱帯植物の育て方などをご紹介させて頂いております。
2023年9月に皆様のおかげで登録者数1万7千人を超えるチャンネルへと成長し、エアプランツやビカクシダ、熱帯植物の育て方などをご紹介させて頂いております。
他にもNFTアートクリエイターとして、執筆家としてオンラインの園芸店として、ビカクシダの板付けのワークショップなどの活動しておりますので、皆様と植物を通してご縁があれば嬉しいです。
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【執筆している本】
ご紹介する植物などはラクマにて出品していて、私のYoutubeチャンネルをご登録頂くと私から商品をご購入される際に、エアプランツを1つプレゼントしているので、ぜひチャンネル登録よろしくお願いいたします。
さてキセログラフィカの変化ですが、写真の左側から順番にご紹介させていただきます。
実験1:植物育成ライト+扇風機
写真左のこちらは植物育成ライトを1日8時間程度照射しました。
また水やりは週5回行い水を与えた後は窓を開けるか、扇風機の風で1時間~2時間以内に乾くようにしました。
1カ月前と比較すると大きくなっているのがわかりますか。
もともと購入してすぐに撮影したものなので水が足りていない状態でした。
照射ライトで照らしながら水を与え、腐らないように水を与えてから窓を開けて乾かすか、扇風機で乾かすという育て方をしました。
葉をよく見ると内側にカールして水不足の症状が出ています。
光が十分にあり風もある状態では水を毎日与えるか、加湿器などで湿度を高める方が、より良く成長するのではないかと感じました。
実験2:自然光+扇風機
続いて写真の左から2番目の株ですが、こちらは東に面する窓辺で管理し、窓から入る自然光と
水やりは週に5回行いました。
水を与えた後は先ほどの株と同様に窓を開けて乾かすか、扇風機を使用して、濡れている時間が1時間~2時間程度になるよう調整しました。
1カ月前と比較するとこちらも大きくなっています。
そしてこちらの株は水不足のサインがほとんど出ていません。
葉はほぼ平らです。
恐らく光の量に対して程よい水の量だったのではないかと思います。
環境はこのままで水やりを毎日行うほうがより良く成長するのではないかと思います。
実験3:自然光のみ
続いては左から3番目の株ですが、こちらは北側の窓辺で管理し、自然光のみで水やりは週2回行いました。
水やりの後、窓を開けて換気したり扇風機を使用したりということはしていません。
1カ月前と比較すると少し大きくなっているのと、色がより緑色になってきているかなと思います。
他の2株に比べて週2回とこちらの本でも紹介されている最小の水やりとしたのは、十分とは言えない光と風通しの悪いという悪条件を重ねていたためです。
光が少ないと光合成が行えないため、水を分解して養分を作ることができず腐ってしまいます。
風がないと植物の葉、特にに裏側にある光合成や呼吸をおこなうための、気孔の開閉を促進することができないためこれも腐る原因となります。
こういった条件下では水やりを最小にすることで腐ることを防止することができます。
しかしご覧いただくとわかる通り葉が内側に大きくカールし水不足のサインが出ています。
成長させることは可能ですが一歩間違えれば枯れてしまうという状態にあると思います。
キセログラフィカが販売されている場所で枯れている株を見ることは少なくありませんが、殆どの場合が成長している状態ではなく延命している状態となっていることが原因だと思います。
実験4:外管理
そして最後に写真右側の最後の株ですが、外で管理し、水やりは毎日行いました。
そして他の株と大きく異なる管理をしていて、それは株の中に水を溜めて管理するというものです。
1カ月前と比較するともはや別の株と言うくらい変化があります。
葉は真っすぐにピンと伸びて表面は平らです。
水不足とは程遠い姿となりました。
先ほどもご説明した通り、光が十分にあると光合成により水が分解されて養分となり、
風があると植物の葉、特にに裏側にある光合成や呼吸をおこなうための、気孔の開閉が促進されるため株の中に常に水を溜めておくことができます。
もちろん温度も重要で最低気温15℃以上・25℃以下であるというのが条件となります。
理由はキセログラフィカを枯らしてしまう間違った4つの室内管理で詳しく解説しているので、ご覧いただければご参考になると思います。
ぜひ皆さんの環境にあったキセログラフィカの育て方を極めて頂ければ幸いです。
この動画を見て頂いているという事は育てている植物を大切にしようと、思ってくださっているかたが殆どだとおもいます。
植物をインテリアとしてだけ育ててしまうと消耗品になってしまい、私自身それを悲しく思います。
ですので私の動画を見てくださることで植物をさらに大切にして頂ければなによりです。
ラクマ、メルカリ、自身のオンラインショップにてコウモリランの板付け・エアープランツの流木着生・塊根植物・ドライフラワーリース・スワッグなど、植物やハンドメイドの商品をペトペンチアという名前で多数出品しているので、もしご興味があればこちらのURLからショップまでお越しください。

またYouTubeのチャンネル登録をして頂くエアープランツを1つプレゼントしています。
動画でも植物の挿木、株分けの仕方、
鉢の作り方などのグリーンライフに役立つ情報を発信しています。
園芸の楽しさを私と妻、ご覧の皆様と共有できれば幸いに思います。
今回もご観覧頂きありがとうございました。
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