植物を集めてしまう本当の理由!?
こんにちはペトペンチアです。
今回はこちらの本ネイチャーフィックス自然が最高の脳を作るを紹介したいと思います。
動画も投稿しているのでこちらもご参考になると思います。
自己紹介
記事を書いている私は【妻と二人の自宅園芸】というYoutubeチャンネルを2021年8月に開設し、エアプランツやビカクシダ、熱帯植物の育て方などをご紹介させて頂いております。
2023年9月に皆様のおかげで登録者数1万7千人を超えるチャンネルへと成長し、エアプランツやビカクシダ、熱帯植物の育て方などをご紹介させて頂いております。
他にもNFTアートクリエイターとして、執筆家としてオンラインの園芸店として、ビカクシダの板付けのワークショップなどの活動しておりますので、皆様と植物を通してご縁があれば嬉しいです。
【全ての活動のリンク】https://lit.link/petopentia
【執筆している本】
自然と触れ合うメリット
本書では自然と触れ合うことで得られる効果を以下のように語っています。
- 健康的になれる
- 創造的になれる
- 思いやりを持てる
- 社会や人と上手くかかわれる
と平たく言うと人生で起こる障害のすべてを解決するという事が書かれていますが、科学的な根拠を元にそれが真実であるというのがこの本を読むことでわかります。
自然を愛した偉人達
最初に過去の偉人たちが自然を愛したことが綴られています。
- アリストテレス
(野外を逍遥すれば頭がさえると話した) - ダーウィン
- テスラ
- アインシュタイン
(庭や木立を歩きながら思索に耽った)
というように過去の偉人たちは自然の恩恵を受けたことで、偉業を成し遂げることができたと言っています。
少し大げさに感じるかもしれませんが、本を読んでいくにつれてそれが大げさではないと理解することができます。
自然から離れるデメリット
この本で強く書かれていることは、自然との触れ合いがなくなったことで生じた問題があるとしています。
- 朝ベッドからでれない
- うつ状態
- 物事を最後まで考えられない
こういったデメリットをリチャード・ルーブというジャーナリストが自然欠乏症と命名しました。
自然の中で過ごすと幸せ?
千葉大学の宮崎教授という方が言うには自然の中で暮らしていた人類は自然の中で進化を遂げたため
自然の中にいる時が幸福を感じると言います。
これは私がラジオで聞いた情報ですが、人類と自然との関りが減った期間というのは、人類が誕生してから今までを24時間とすると、1分にも満たないとのことでした。
私の考察ですが、人体の構造としてもまだ自然を必要としているのだと思います。
本書の解説に戻りますが、実際の研究で森の中をゆっくり散策した被験者の
- ストレスホルモン、コルチゾール16%
- 交換神経の活動4%
- 血圧が1.9%
- 心拍数4%
が下がったそうです。
森の中を散歩しただけでこれだけの効果が出るという事は、反対に自然から離れた場所で暮らしているとコルチゾール、交感神経、血圧、心拍数は、過剰に上がってしまい先ほどご説明した自然欠乏症に陥ってしまうということがわかります。
韓国には山林治癒プログラムというものがあり本書ではガイド兼シャーマンのような職業という
ことで紹介されています。
職業はシャーマンですという日本人が近未来では登場するのかもしれません。
そうなったら私もシャーマンになりたいです。
自然の中で自然が人を治癒するなんて素敵ですよね。
アメリカの研究
粒子状物質による大気汚染は木の葉が汚染された粒子状物質を吸い込むことで除去されるそうです。
2014年のアメリカの研究では1740万トンもの大気汚染物質が除去され
68億ドル相当の健康増進効果を人類にもたらしていることがわかっているそうです。
人類は自然の恩恵を多大に受けていますが、その効果は過小評価されてしまいがちなのだなと思いました。
自然で犯罪件数が減る!?
部屋からの景色で犯罪の件数が変わるという研究もあります。
棟から植物が見えるロケーションと、棟から植物が見えないロケーションに暮らす人では、犯罪発生件数が42%も植物が見えるロケーションに暮らす人は少なかったそうです。
植物は衝動性や攻撃性を抑える効果があるようです。
また子育てにおいても落ち着きのない子供が自然と触れ合うことで、落ち着きを取り戻すということも分かっているそうです。
私も自宅がジャングルのような環境で過ごしていますが、日々観葉植物たちが、好奇心を満たしてくれているので理解できます。
作家のジョンバージャーという方の著書で
※WIKIPEDIAより画像引用
「水晶やケシの花に美を見出すのは、そうすることで孤独感が和らぎ、ただ存在することへと没入することができるからだ。
日々の生活に追われるだけの人生では味わえない喜びをじっかんできるのだ」
という文があるそうですが、瞑想に似た効果もあるのかなと思いました。
どの程度自然と触れ合えば良いのか
この本ではどの程度自然に触れればよいのかも示されていて
- 1日に15分から45分程度公園で過ごす
- 1週間に1回ピクニックをする
- 1ヶ月に1回キャンプなどのレジャーを行う
また観葉植物を育てることで常に自然と触れ合うことができるロケーションを作ることができるため、とても有効です。
またこちらの記事では有害物質を除去する初心者にオススメの観葉植物3選【空気清浄機不要の自宅園芸】ということでご紹介しているのでご参考になるかと思います。
自然欠乏症を回避すると冒頭で上げたようなメリットが得られるので、ぜひ自然と触れ合う機会を増やしてみてはいかがでしょうか。
「NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる」はストーリーがあり読み物としても面白いので一度読んでみてください。
この本は360ページ程度しかページ数がありませんが、1ページの文字数がかなり多いので読みごたえは十分です。
私は妻のおかげで植物が好きになり、今では室内もバルコニーも植物であふれています。
植物があることで気持ちが穏やかになるというのは、なんとなくの間隔でわかってはいましたが、
本書を読むことで具体的にどういった効果があるのか知ることができました。
ラクマ、メルカリ、自身のオンラインショップにてコウモリランの板付け・エアープランツの流木着生・塊根植物・ドライフラワーリース・スワッグなど、植物やハンドメイドの商品をペトペンチアという名前で多数出品しているので、もしご興味があればこちらのURLからショップまでお越しください。
またYouTubeのチャンネル登録をして頂くエアープランツを1つプレゼントしています。
動画でも植物の挿木、株分けの仕方、
鉢の作り方などのグリーンライフに役立つ情報を発信しています。
園芸の楽しさを私と妻、ご覧の皆様と共有できれば幸いに思います。
今回もご観覧頂きありがとうございました。
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