強健な14種類の観葉植物と塊根植物
こんにちはペトペンチアです。
今回は自宅で育てている植物とその育て方をご紹介したいと思います。
全部で15種類あるのできっと皆さんのお気に入りを見つけて頂くことができると思います。
自己紹介
記事を書いている私は【妻と二人の自宅園芸】というYoutubeチャンネルを2021年8月に開設し、エアプランツやビカクシダ、熱帯植物の育て方などをご紹介させて頂いております。
2023年9月に皆様のおかげで登録者数1万7千人を超えるチャンネルへと成長し、エアプランツやビカクシダ、熱帯植物の育て方などをご紹介させて頂いております。
他にもNFTアートクリエイターとして、執筆家としてオンラインの園芸店として、ビカクシダの板付けのワークショップなどの活動しておりますので、皆様と植物を通してご縁があれば嬉しいです。
【全ての活動のリンク】https://lit.link/petopentia
【執筆している本】
1つ目
【ペペロミア】
こちらはペペロミアペッパーミルで
こちらがペペロミアルベラという品種になります。
ペペロミアは、熱帯~亜熱帯の地域を中心に1,000種類ほどの種類があると言われるコショウ科サダソウ属の観葉植物です。
うっそうとしたジャングルの足元に自生しているため、あまり日の当たらない環境でも葉の色が悪くならず、少し暗めの室内でも安心して育てられます。
葉の模様や色が豊富で、多肉室のものが多く個性的な姿も魅力的です。
部屋のアクセントとしてもおすすめで、空間が明るくなります。
ペペロミアは、小型のものが多く場所を取らず扱いやすいので、インテリアグリーンとして人気があります。
管理もしやすく、初心者の方でも育てやすい観葉植物です。
ペペロミアは寒さに弱いです。
植物は一般的に太陽の光を好みますが、ペペロミアは直射日光が差し込むような明るすぎる場所が苦手です。
ただルベラは日光を好むので多少日差しが強くても生育が良いです。
基本的に1年を通して室内で育てますが、ルベラは春から秋の間屋外のバルコニーで管理していましたがとても生育が良かったです。
寒さに弱いので窓の近くに置くと寒さで弱る可能性がありますので、冬場は窓から少し離して置いてあげると良いです。
寒さに弱いペペロミアですが乾燥に強いという特徴があります。
そのため常に土が湿っている状態だと葉っぱが腐って枯れてしまいます。
特に気温の低い冬場などは、成長が遅くなり水を吸収する力も弱まりますので、水のあげすぎにご注意ください。
反対に水やりを頻繁に行わなくて良いので、ある程度放置して管理したい方にお勧めの観葉植物です。
2つ目
【アスパラガス・ナナス】
アスパラガス・プルモーサス・ナナスは南アフリカが原産地のキジカクシ科のアスパラガス属で、常緑性多年草です。
ちなみにご紹介する植物は殆どがラクマにて出品していますので、ご興味があれば記事の下にあるリンクからショップの方まで遊びに来てください。
この見た目で実はつる性の植物なんだそうです。
その種類は200種以上あるとも言われていて繊細な葉のように見える枝が退化した茎、仮葉を羽毛のように広げる変わった姿の植物です。
茎にはとげがありますが、細かい葉が密集していて美しく繊細な見た目のため、観葉植物として人気があり、和名はオオミドリボウキと言います。
同じアスパラガスという名前でも野菜として出回る食用の物とは種が違うのでアスパラガス・プルモーサス・ナナスは食べられません。
夏には白い花を咲かせ、
秋には実がつき、
赤く熟すと種を採ることも出来るそうです。
アスパラガス・ナナスは明るい場所を好むのでできるだけ室内の明るい窓辺に置いておくとよいです。
耐陰性があって明るい日陰でも育ちますが、あまり暗いと葉が落ちやすいので、春から秋にかけては
半日影の屋外で管理すると良く育ちますが、寒さにはあまり強くないので、屋外に置いているものは秋の11月になったら室内へ入れるようにします。
冬の耐寒温度は0度ぐらいありますが、日当たりがよく5度以上ある所の方が葉が落ちにくいです。
ある程度の乾燥に耐えることができ土が湿った状態が続くと根腐れを起こしてしまうので水捌けの良い土で
水やりは土の表面が乾いてから行い寒い時期は土の表面が乾いてから更に3日~4日間を空けると良いです。
3つ目
【シュガーバイン】
シュガーバインはブドウ科の常緑つる性植物です。
寒さにやや弱く、強い直射日光も苦手ですが、ある程度の耐陰性はあります。
5枚の葉っぱが丸く並んで垂れ下がる姿が可愛らしく、明るくナチュラルな雰囲気でどんなインテリアにもよく似合いとても人気がある植物です。
鉢から出ていったつるはどんどん垂れ下がっていくので日照を上手く確保できるようにワイヤーで作った丸い支柱を立てて
管理しています。
シュガーバインは窓際のレースのカーテン越しなど、風通しの良い場所がベストです。
直射日光に当てると葉焼けしてしまうので注意が必要です。
ある程度耐陰性があるので、明るい室内なら窓際でない場所に置いても大丈夫です。
光が足りないと、葉っぱの間隔の幅が大きくなったりするので、生育の様子をよく見てシュガーバインの好きな場所を見つけてあげましょう。
シュガーバインを屋外で育てたい場合は、春から秋の暖かい季節であれば明るい日陰の場所で美しく育てることができます。
強い直射日光が当たると葉焼けをおこして葉が茶色くなってしまうのでご注意ください。
水やりは土の表面が乾いたら、たっぷり水やりをしましょう。
シュガーバインは土が湿った状態のまま水やりすると根が腐り枯れる原因になります。
受け皿や鉢カバーに水が溜まっている状態も良くありません。
受け皿や鉢カバーに溜まった水は必ず捨てましょう。
また、夏の暑い時期は時々葉水を与え葉っぱを潤わせましょう。
霧吹きでシュッと葉っぱに水分を吹きかけてあげればOKです。
ちなみに葉水をすることは、病害虫予防にもなります。
シュガーバインは寒い時期は水やりの頻度を控え、土の表面が乾いてから2,3日間隔を空けて水やりをしましょう。
4つ目
【縞珊瑚アナナス】
シマサンゴアナナスはブラジル原産のパイナップル科エクメア属の観賞用の栽培種で、エクメア属の中で和名のつけられている代表種です。
花を咲かせた後子株を吹くため今では増えに増えてはじめは2株だったのですが、今では親株だけでも5株栽培しています。
こういったタンクタイプのブロメリアの育て方は以前別記事で詳しくご紹介しているのでこちらをご覧ください。
タンクタイプのチランジアの育て方【エクメア・ネオレゲリア・グズマニア】自宅園芸ガーデニング
5つ目
【ガジュマル】
ガジュマルも以前詳しく解説させて頂いているのでこちらをご覧ください。
ガジュマルの育て方【種類・特徴・置き場所・水やり・肥料・用土・増やし方】観葉植物
ガジュマルは何といっても肥大化する根の部分がユニークで個体差があるので魅力的ですよね。
また丈夫で育てやすいのも人気の理由になっていると思います。
6つ目
【コーヒーの木】
コーヒーの木は豆のなる木として知られる植物の一種です。
「一緒に休みましょう」という花言葉があります。
コーヒーの木の原産国は、エチオピアです。
コーヒーの木は年間を通して、光沢のあるコーヒーの葉が鮮やかに茂ります。
ジャスミンに似た白い花を咲かせ、
その後、赤い果実を実らせます。
コーヒーの果実が熟すと赤紫色になり、果肉を取り除き種子のみにした2つの種がコーヒー豆になります。
コーヒーの木の花の開花期間は5月〜6月頃で、2日間程度で花は散ってしまいます。
非常に開花を見るのは貴重で、幻の花ともいわれています。
コーヒーの木は、直射日光の当たる場所、または弱めの遮光で風通しの良い場所などで栽培するのがおすすめです。
また葉焼けしてしまう場合は遮光率の高い場所に移して管理するようにしましょう。
ちなみにこちらの株は
1度葉焼けをした跡がありますが、夏の直射日光で焼けてしまいましたが、1度焼けてその後出てくる新芽は耐性がつき葉焼けしなくなるということがありました。
あまりお勧めできないですが植物自体が直射日光に慣れてくれることもあるみたいです。
春・秋は、屋外栽培がおすすめです。
冬は10度以下にならないように室内で窓から離して外の冷気が当たらないように、また少し高い場所に置いて育てると良いです。
7つ目
【ポトス】
サトイモ科エピプレムヌム属(和名:ハブカズラ属)の植物の一種。
ポトスは熱帯地域原産のツル性観葉植物で、モンステラなどと同じ定番の観葉植物です。
日本では葉が小さくハンギング用の鉢に植えられていることが多いですが、ヘゴ棒などで上へ向かうように仕立てると
葉が大きくなり、モンステラのような切れ込みが入るようになります。
逆に、ポトスを下垂させるようにすると葉は小さくなり、よく見かける形状のものになります。
置き場所は春から秋にかけては屋外の半日影や室内の直射日光ではない明るい場所で栽培するのがお勧めです。
熱帯地域に生息する植物なので寒さに弱いという特徴があります。
冬は屋外では越冬できないので室内に移動させて5度以下にならないように育てましょう。
10度以上を保つとより安心です。
水やりはポトスが生長している間土の表面が乾燥したら、鉢底から水が流れ出る位たっぷりと水やりをするようにします。
気温が低い冬はいつもの水やりから2日3日間を空けて水やりをするようにしましょう。
またポトスは湿度のある場所を好むので2日に1回程度の葉水を行うと生育がさらに良くなります。
以前折れてしまった茎を水に挿して根を出させた後、鉢で管理していた株は葉の数が7枚から増えませんでしたが
より明るい場所で湿度を高く保つことで今では20枚ほどの葉が出てきています。
明るさが足りないと徒長して間延びするので徒長させないために明るい場所で管理するか植物育成ライトをご使用いただければと思います。
お勧めの植物育成ライトはこちらの記事でご紹介していますのでご覧ください。
最安値!【799円】激安すぎる植物育成ライトその能力はいかほど!?ビカクシダとエアープランツで検証
1つ919円で買えるのではじめてライトを購入される方にとてもお勧めです。
リンク
8つ目
【アラレア】
「ディジゴセカ」や「グリーンアラレア」の名前でも流通しているアラレアですが、細長い葉は手のひらのように広がり、そのひとつひとつはギザギザと波打っているので、
全体的に見るとふんわりとしたシルエットをしています。
定番の観葉植物と比べると個性的な姿をしているので、近年の観葉植物ブームで人気が高まっている品種です。
ニューカレドニアに自生しているアラレアは、大きいものだと15mにもなる樹木です。
春~秋にかけて屋外で管理することができますが、夏の直射日光を当ててしまうと、刺激が強すぎて
葉焼けを起こしてしまうので、30%~50%の遮光すると良いです。
気温が高ければ高いほど葉焼けは起きやすくなるので、40℃を超える場合は日陰に移すことをおすすめします。
また耐陰性があるので、屋内でも大丈夫です。
しかし日光がよく当たった方が健康な株になるので、なるべく日光が当たる場所に置いてください。
室内だからと言って直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうので、レースのカーテン越し程度の日光を当てると良いです。
水やりは春~秋の生長期では土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与えるようにします。
気温が低いときは生長が緩慢になってくるため水をあまり必要としなくなります。
水やりの回数を減らしていきますが、具体的には、土が完全に乾燥してから水やりをするようにします。
アラレアを乾燥させて樹液の濃度を高めることで耐寒性を上げる事が出来ます。
水やりの回数を減らして葉が落ちてきたりするようならば水やりの回数を増やすなど調整を行うと良いです。
アラレアはカイガラムシなどの害虫の被害に遭いやすいので春から秋にかけて特に屋外で管理する場合はマグァンプDなどの肥料と殺虫、防虫効果のある薬剤を使用するのがお勧めです。
室内で使用してもコバエが激減するのでぜひ使ってみてください。
9つ目
【フィカス・バーガンディ】
私が育てている株は暗い場所でも育てられるのか実験を行っていたので葉が本来の黒色から緑色に変化しています。
フィカス・バーガンディは、本来赤い新芽と黒い葉のコントラストが美しいシックな植物です。
バーガンディ色の新芽が、やがて黒い葉に変化することから「クロゴム」とも呼ばれています。
赤と黒のシックなコントラストは、モノトーンテイストなお部屋にぴったりです。
黒色は部屋全体を引き締める効果もあるので、明るい部屋に置くと部屋全体の色がはっきりしておしゃれな雰囲気にもなります。
強健なゴムの木の仲間なので、初めて植物を迎える方にも安心して育てることができると思います。
フィカス・バーガンディの花言葉は、「永久の幸せ」「健やか」です。
ゴムの木は生命力が強く、インドでは神聖な木として愛する人への贈り物にも使用されています。
これらを由来として、花言葉が名付けられたと言われています。
フィカス・バーガンディは、日当たりと風通しのよい環境を好みます。
ただし、夏の直射日光に当たると葉焼けの原因になるので注意が必要です。
耐陰性も強いため室内で育てやすいですが、あまり暗い場所では生育が良くありません。
特に、暗い場所では黒い葉がこのように緑色になるので葉の色が黒ではなく緑色であれば光が足りない状態なので明るい場所に移動させるか植物育成ライトをご使用いただければと思います。
そしてフィカス・バーガンディは、寒さに弱い植物です。
最低8℃以上をキープして育てるようにしましょう。
屋外の日陰でも育てることはできますが、気温の下がる秋には室内へ移動する必要があります。
冬の窓際は屋外と変わらないくらいに冷え込むので、冬は窓から離した明るい場所に置くと管理が簡単です。
水やりの頻度は春から秋にかけては土の表面が乾いてから水やりを行い冬は土の表面が乾いてから2~3日後に行うと良いです。
10種類目
【アレカヤシ】
アレカヤシは、マダガスカル島原産のクリサリドカルプス属のヤシの一種で、特に観葉植物として人気があります。
そのためお店やオフィスなどでよく目にする品種です。
株立ちした幹に黄緑色の葉っぱを羽状に広げる姿が特徴で、強い光に当たると葉っぱが黄色くなり、
茎も黄色味を帯びているからか、別名コガネタケヤシとも呼ばれています。
アレカヤシを観葉植物として育てるときは、お部屋の温度に注意することが大切です。
アレカヤシの生育温度は気温20℃以上です。
特に、夏の間はエアコンを効かせすぎないようにご注意ください。
もし涼しすぎる場合は、猛暑の日以外は屋外に置いてあげるのもおすすめです。
また、エアコンの風が直接当たってしまうと枯れる原因にもなるので、注意が必要です。
また、冬越しするには13℃以上必要となりますので、外気に当たる窓際を避けた暖かい室内に置くと良いです。
春から秋の時期の水やりは、土の表面が乾いてきたころに行います。
湿度を保つために、霧吹きでこまめに葉水もしましょう。
葉水はハダニの予防にもなります。
冬の間のアレカヤシの水やりは、回数を少しずつ減らしていきます。
冬場は鉢土がすっかり乾いた頃に鉢底から水が流れてくるまでたっぷりと水やりをします。
夏場に比べ乾燥気味に管理するのが良いです。
ただし、葉水は冬の間も行うほうが生育が良くなります。
11種類目
【プテリス】
プテリスは、イノモトソウ科イノモトソウ属に分類されるシダ植物の総称であり、種名でもあります。
そんなプテリスは熱帯と亜熱帯を中心に世界各地で250種類以上が自生しています。
日本国内でも約30種類が自生しており、オオバノイノモトソウは山間部などでよくみられます。
プテリスは耐陰性が強く、日当たりの良い場所は好みません。
そのため、夏以外は1日のうち午前中だけ日が当たる半日陰で育てても良いですが、夏は直射日光の当たらない明るい日陰で育てましょう。
また、プテリスは耐寒性が弱く耐暑性が強い植物ですので、冬に5℃以下になるような冷涼地での栽培には向きません。
鉢植えにして温かい室内で冬越しさせましょう。
プテリスをはじめとするシダ植物は湿度のある環境を好み、乾燥を嫌います。
春から秋にかけての生育期には、特に水を切らさないよう注意して、土の表面が乾ききる前にたっぷりと水を与えます。
空気が乾燥する時期は株元への水やりだけでなく、霧吹きで葉に水を吹きかけてあげると良いです。
冬の休眠期には水をあまり必要としないので、土の表面が乾ききってから水やりをします。
プテリスの栽培には、水はけと水持ちの良い用土を用いましょう。
保水性と通気性を併せ持つのは軽すぎず重すぎずの土が良いです。
ここまでご紹介してきた植物に共通して言えることは土は水はけのよいものが必要と言えます。
私がお勧めする用土はプロトリーフの粒状かるーい培養土です。
こちらはアマゾンで12L入りが1009円で購入できます。
育てている観葉植物、塊根植物、サボテンなどほぼすべての植物に使用していてこの土の良いところは
- 水捌けが非常によく
- 土の乾き具合がわかりやすい
- 適度に肥料が入っている
という事で使いやすくとてもお勧めです。
12種類目
【エアプランツ】
チランジアやブロメリアとも呼ばれるエアプランツですが私が育てているエアプランツは種類が多いので全て紹介できませんが中でも衝撃的な種類はキセログラフィカという品種で巨大なものになると
これだけ巨大です。
花がレイピアのように武器になりそうな植物です。
キセログラフィカの巨大化実験は過去に何度も行っているのでこちらをご覧頂ければと思っております。
キセログラフィカ巨大化実験2ヶ月経過‼根の成長が異常⁉【自宅園芸】
100均のエアプランツを巨大化させる6つの実験【自宅園芸ガーデニング】
またチランジアの基本的な育て方や構造はこちらの記事でご紹介しています。
枯らさない⁉エアープランツの育て方【初心者用ティランジア解説】自宅園芸バルコニーガーデニング
巨大化させる楽しみ流木やコルクに着生させる楽しみ、花を咲かせる楽しみや、子株を吹かせる楽しみがあり、私のお勧めの植物です。
13種類目
【塊根植物】
コーデックスという括りに分類されとても人気のある植物が多いですが特に人気のあるパキポディウムグラキリスをご紹介したいと思います。
塊根植物は原産地が
アフリカ南部やマダガスカルなどの乾燥地帯になります。
そのため殆どの塊根植物は日光を非常に良く好みます。
実はパキポディウムグラキリスは3年で枯れてしまうというジンクスがあるのですがあることをすると本当に3年で枯れてしまいいます。
セレクトショップなどでも販売されているので勘違いしてしまう方が多いのも仕方がないのかなと思いますが皆さんなんだかわかりますか。
それは室内管理です。
観葉植物は基本的に耐陰性といってある程度の暗がりに耐えることができますがキョウチクトウ科のグラキリスは耐陰性がありません。
これはグラキリスだけではなく他の塊根植物も同じです。
枯れてしまう原因は光だけではなく風が常に吹いている環境が必要な事屋外で昼夜の寒暖差によって成長ホルモンを活発にさせる必要があることも大きな理由です。
ただ冬の寒さには弱いので5℃を下回る地域では、室内の最も日の当たる窓辺で管理をし、出来れば植物育成ライトなどで、光を補うと尚安心して越冬できます。
グラキリスなどの塊根植物を越冬させる方法はこちらの記事で
パキポディウムグラキリスなど塊根植物の冬の管理方法と耐寒性の上げ方
パキポディウムグラキリスの基本的な育て方はこちらの記事で
パキポディウムグラキリスの育て方【自生地・成長サイクル・水やり・置き場所・肥料・害虫】
また実生株は育て方が異なるのでこちらの記事で
パキポディウムグラキリス実生株の育て方と現地球との3つの大きな違い
14種類目
【ビカクシダ】
ビカクシダに関する記事は基本的な構造から育て方板付け方法、害虫駆除カビが発生した場合の対処
方法など記事にしてきました。
失敗しない⁉ビカクシダの株分けと板付け解説【自宅園芸】バルコニーガーデニング
観葉植物のカビを撃退するベンレートの使い方【ビカクシダ編】自宅園芸ガーデニング
失敗しないビカクシダの育て方【コウモリラン板付けと鉢植え管理】自宅園芸
害虫全てに効果あり!?ビカクシダに湧くコバエを退治する方法【自宅園芸】
初心者の方にお勧めなのはビフルカツムという品種で寒さや乾燥に強く園芸店やホームセンターなどで安く購入できるのではじめて育てるのに非常に適しています。
ビカクシダの根の先端から不定芽という新芽が誕生しますが
これがいわゆる子株となります。
今は胞子葉が展開していますが貯水葉が展開してある程度大きくなってから株分けすると良いです。
15種類目
【ヘテロパナックス・フレグランス】
ヘテロパナックス・フレグランスはインド半島(インド、バングラデシュ、パキスタン、ネパール、ブータンを含む地域)から中国南部が原産の熱帯植物です。
ガジュマルに似た作りしており、根が独特の形をしていて観葉植物として人気があります。
まだ流通量はそれほど多くはありませんが、普及してきている種になります。
幹(根)はガジュマルに似ていますが葉はガジュマルよりも薄く、つやがあります。
水が好きな傾向があり、水切れをさせないように注意しましょう。
生長速度も遅くは無いため、初心者の方にもおすすめです。
ちなみに1度水切れさせてしまった株は
そうでない株に比べて元気をなくしてしまっています。
育て方はガジュマルと同じで問題ありませんが葉水を好むので毎日1度霧吹きで葉を湿らせて上げると生き生きとしてきます。
ということで15種類の植物をご紹介させていただきました。
ラクマ、メルカリ、自身のオンラインショップにてコウモリランの板付け・エアープランツの流木着生・塊根植物・ドライフラワーリース・スワッグなど、植物やハンドメイドの商品をペトペンチアという名前で多数出品しているので、もしご興味があればこちらのURLからショップまでお越しください。
またYouTubeのチャンネル登録をして頂くエアープランツを1つプレゼントしています。
動画でも植物の挿木、株分けの仕方、
鉢の作り方などのグリーンライフに役立つ情報を発信しています。
園芸の楽しさを私と妻、ご覧の皆様と共有できれば幸いに思います。
今回もご観覧頂きありがとうございました。
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