これをやめれば観葉植物は枯れない⁉
こんにちは、ペトペンチアです。
今日は、観葉植物を育てる際に避けたい、失敗行動22選についてお話しします。
これらの行動を避けることで、美しい観葉植物を長く楽しむことができます。
また当てはまる行動があるからといって落ち込まないでください。
当てはまる数が多い程、ご自身の園芸をグレードアップできる、伸びしろがあるということなので、むしろ当てはまるほどこの動画が役に立つと思います。
- 自己紹介
- 行動1: 過剰な水やり
- 行動2: 日照不足
- 行動3: 過度な直射日光
- 行動4: 適切な鉢と土の選択
- 行動5: 葉の掃除を怠る
- 行動6: 適切な温度の確保
- 行動7: 肥料の過剰使用
- 行動8: 過度な剪定
- 行動9: 適切な湿度の確保
- 行動10: 植物にストレスを与える移動
- 行動11: 突然の環境変化
- 行動12: 植物の種類を無視
- 行動13: 植物に触らない
- 行動14: 定期的な根のチェック
- 行動15: 観葉植物同士の相性
- 行動16: 観葉植物の病害虫に気付かない
- 行動17: 適切な鉢底の排水
- 行動18: 葉に水をかける時間帯を気にしない
- 行動19: 不適切なサイズの鉢選び
- 行動20: 枯れた葉を無視する
- 行動21: 植物の成長ペースを無視する
- 行動22: 風通しを阻害
- 関連
自己紹介

記事を書いている私は【妻と二人の自宅園芸】というYoutubeチャンネルを2021年8月に開設し、エアプランツやビカクシダ、熱帯植物の育て方などをご紹介させて頂いております。
2023年9月に皆様のおかげで登録者数1万7千人を超えるチャンネルへと成長し、エアプランツやビカクシダ、熱帯植物の育て方などをご紹介させて頂いております。
他にもNFTアートクリエイターとして、執筆家としてオンラインの園芸店として、ビカクシダの板付けのワークショップなどの活動しておりますので、皆様と植物を通してご縁があれば嬉しいです。
【全ての活動のリンク】https://lit.link/petopentia
【執筆している本】
それではさっそくご紹介させて頂きます。
行動1: 過剰な水やり
まず、過剰な水やりです。
観葉植物は適度な水分が必要で、土が乾いてから水を与えることが大切です。
土が乾かないと根が呼吸できずに腐ってしまうのでご注意ください。
行動2: 日照不足
日光不足は観葉植物にとって致命的です。
適切な明るさを確保しましょう。
それが難しい場合は植物育成ライトを使用するのも良いです。
行動3: 過度な直射日光
逆に、直射日光が強すぎる場所に置くのも問題で、葉が焼けてしまいます。
理想はレースのカーテン越しの光となります。
行動4: 適切な鉢と土の選択
適切な鉢と土を選びましょう。
鉢の排水性が悪いと根腐れの原因になります。
私のお勧めは100均でも買える、スリット鉢やセメント鉢になります。
スリット鉢はセリアで、セメント鉢はダイソーで購入したものになります。
行動5: 葉の掃除を怠る
葉の掃除を怠ると、光合成が阻害されるので、定期的な拭き掃除が必要です。
映画のレオンでも主人公が葉を拭いているシーンがありましたよね。
あのシーン私は結構好きです。
行動6: 適切な温度の確保
適切な温度を保つことが大切で、極端な寒暖差は植物にストレスを与えます。
冬の窓際は屋外と同じくらい冷え込んでしまうので、離れた場所に置くようにしましょう。
また真夏の暑さで傷まないように、なるべく涼しい場所で管理するのも良いです。
行動7: 肥料の過剰使用
肥料の過剰な使用は、根を傷つけることがあります。
使用する際には規定倍率よりも薄めて使用するというように心がけて頂くと、枯らしてしまうリスクを減らせると思います。
また最低気温15度以上、25度以下の環境で使用するようにしてください。
暑い時期や寒い時期には肥料と水を、普段よりも必要としなくなります。
行動8: 過度な剪定
観葉植物は適度な剪定が必要ですが、過度な剪定は成長を妨げます。
植物は主に葉で光合成を行うため、剪定をすると一時的に弱ることがあるので、切りすぎないようにご注意ください。
行動9: 適切な湿度の確保
観葉植物の多くは熱帯地域が原産となっているので、適切な湿度を保つことが大切です。
特に冬季はエアコンの風などで乾燥しやすいので注意が必要です。
加湿器を使用したり、霧吹きで葉水をするというように湿度を管理しましょう。
ちなみに冬の葉水は暖かい日中に行うのがお勧めです。
行動10: 植物にストレスを与える移動
例えば日照を確保するために、午前中はリビング、日中はキッチンというように、日照に合わせて植物を移動させる方もいらっしゃると思いますが、実はこの行動は植物にとって大きなストレスとなります。
本来は植物というのは生涯をその場で全うするので、移動すること自体にストレスを感じます。
また環境が変化することもストレスとなりますので、植物を頻繁に移動させないようにしましょう。
水やりでの移動や、たまに移動させるのはそこまで問題はありません。
行動11: 突然の環境変化
急激な環境変化は植物にとって負担となります。
室内で育てていた株を、いきなり屋外に持って行ったり、またはその反対に屋外から室内管理に突然移行すると、大きな大きなストレスとなってしまいます。
ですので、目的の環境に徐々に慣らさせていくことが必要となり、これを順化といいます。
室内から屋外に移動させる際には、窓際で1週間ほど管理し、窓を開けて外の風を感じさせてあげるのも良いです。
行動12: 植物の種類を無視
異なる種類の観葉植物は、それぞれ異なるケアが必要です。
植物の特性を理解し、適切なケアを提供しましょう。
例えば熱帯植物のモンステラやフィロデンドロンなどは、暖かく湿度の高い場所を好みますが、サボテンなどの多肉植物は湿度が高い場所を苦手とします。
水やりの頻度や置き場所、また湿度などにも注目して育てていきましょう。
行動13: 植物に触らない
観葉植物に触ることで成長状態や健康状態を確認できます。
時折、葉を触って植物の状態をチェックしましょう。
行動14: 定期的な根のチェック
根がポットからはみ出すか、ポットの底に穴が詰まるようであれば、植え替えのサインかもしれません。
管理もいつも通りで、気温も湿度も異常がない時に、植物が弱ったりしていたら根詰まりで水分や、養分を吸い上げられていない可能性があるので、一度鉢から出して、根の状態をチェックしながら植え替えるのもお勧めです。
行動15: 観葉植物同士の相性
特に寄せ植えをする場合は、観葉植物同士の相性も考慮しましょう。
一緒に植える場合、要求する環境条件が似ているか確認すると良いです。
私自身寄せ植えはあまりお勧めしていませんが、相性の良い寄せ植えは、モンステラとマドカズラです。
モンステラは、観葉植物として人気が高い種類の一つで、切れ込みが入った大きな葉が特徴の植物です。
自生しているものは7〜8m以上になる大型品種で、観葉植物として鉢植えで育てる際も2m程度まで大きくなります。
一方、マドカズラは葉に穴があいているのが特徴の植物で、鉢で育てる時はおよそ1m程度まで大きくなります。
モンステラとマドカズラの相性が良い理由は、どちらもサトイモ科モンステラ属の観葉植物ですので、水やり頻度や日当たりなど育つ環境が同じである点と、高低差があるためバランスが良い点、また、両品種ともアメリカの熱帯地域が原産ということもあり、インテリアに南国のようなオシャレな雰囲気をもたらしてくれる点があげられます。
都会的な空間にジャングルの要素を加える「アーバンジャングル」を演出するのに、うってつけの組み合わせだと思います。
もう一つはアジアンタムとプテリスです。
アジアンタムはシダ植物の一種で、小さく繊細な葉をたくさんつける可愛らしい植物です。
横に伸びる特徴があるので、棚などに置いて枝を垂らして楽しむこともできます。
一方、プテリスもアジアンタムと同じくシダ植物の仲間ですが、アジアンタムと比べて葉が大きく、品種によって様々な形をしているのが特徴の観葉植物です。
この2品種の相性が良い理由は、どちらも高温多湿を好むシダ植物ですので、こまめな水やりと葉水が必要だからです。
湿度が高い脱衣所やお風呂場、キッチンなどの水回りにもピッタリの組み合わせだと思います。
注意点ですが、両品種とも乾燥が進むと葉がチリチリになってしまい、一度チリチリになってしまうと元の元気な状態に戻りません。
ですが、土に湿気が溜まるのを嫌う習性があるため、用土への水やりは土が乾燥してから与えるようにしてください。
葉の乾燥が気になる時は、葉水で空中湿度を高めてあげると良いです。
行動16: 観葉植物の病害虫に気付かない
観葉植物の葉や茎に異常が見られる場合、害虫や病気の可能性があることに気付きましょう。
早めの対処が大切です。
以前【観葉植物に起こる7つのトラブルの原因と対処法】という動画で観葉植物が枯れる前に出す7つのシグナルを詳しく解説しているので、概要欄にリンクを貼っておきます。
行動17: 適切な鉢底の排水
鉢底に排水ホールがないか、排水が不十分な場合、根腐れのリスクが高まります。
適切な排水を確保しましょう。
100均などで購入したばかりの状態だと育苗ポットとプラスチック鉢で二重になっていたりするのも排水が悪くなったり、根が呼吸できなくなる原因となります。
ガラスのアクアボールに観葉植物を植えて育てていいるのですが、鉢の底に穴がないので育てられないというわけではないんですが、管理が難しくなるなと感じています。
行動18: 葉に水をかける時間帯を気にしない
特に真夏の日差しが強い時間帯は、葉に水をかけると、日光との相互作用で焼ける可能性があるため、避けましょう。
遮光をしていたりすれば問題ありませんが、レンズ焼けといって水滴がレンズの役目をしてしまい、葉に茶色い斑点ができてしまう事もあります。
夏は涼しい時間帯で、水滴がついている状態で直射日光に当たらないようにご注意ください。
反対に寒い時期は暖かい時間帯に葉水をすることで、植物体を冷やし過ぎないようにするのがお勧めです。
行動19: 不適切なサイズの鉢選び
植物が成長するにつれて、適切なサイズの鉢に植え替える必要があります。
小さな鉢に栽培し続けると根が詰まりますし、大きすぎると用土が乾かずに根腐れしてしまう原因となります。
行動20: 枯れた葉を無視する
枯れた葉がある場合、これを無視すると問題が悪化します。
枯れた葉がそうではない葉の光合成を邪魔してしまったり、風通しが悪くなってしまうことがあるので、必要であれば切るようにしましょう。
ダイソーでも芽切狭という園芸アイテムが購入できるので、使ってみてください。
剪定ばさみは枝などを切る際に使用するため、細かい作業に適していませんが、芽切狭は細かい作業がしやすいのでお勧めです。
行動21: 植物の成長ペースを無視する
植物は季節によって成長ペースが異なります。
春と秋はグングン成長しますが、夏と冬は生育が緩慢となるので、肥料も水も控えめに与える必要があります。
肥料に関しては与えない方が良いかもしれません。
少量であれば、真冬も真夏も良い効果がでる場合もあるのですが、植物にとってダメージとなることも多いのでご注意ください。
水の量は真夏に土が乾くペースが速くなったら水やりを増やし、秋から徐々に水やりを減らして、真冬にはいつもの水やりぷらす3日くらいを目安に水やりを減らしてみてください。
ちなみに秋から水やりを減らすと樹液の濃度が高まるので、植物の免疫が上がり寒さに強くなります。
シロップを使った実験でも、濃い濃度のシロップは氷にくいという実験もあります。
行動22: 風通しを阻害
室内で植物を育てるには窓を開けたり、換気扇を回すことで風通しを確保して、室内の空気を新鮮に保つことが重要となります。
風通しが悪いと、病気になったり、害虫が発生しやすくなったり、カビが繁殖してしまう原因となるので、ご注意ください。
私も愛用していますが、サーキュレーターを使用すると室内の空気を動かすことができるのでお勧めです。
ちなみにサイクロンボルネードという送風機を使っていますが、パワフルで1台あればリビング・オフィス・ホールなど、6~35畳の室内に幅広く対応していて
●約6~35畳まで対応。天井の高いリビングや子供部屋、吹き抜け部分、店舗やオフィスの会議室、ホール等に
●室内にこもった臭いや熱気の換気、洗濯物の室内干しなど、状況に合わせて使用可能
●4段階で風量が調節でき、弱運転の風は柔らかで音も静か、ターボはパワフル
●ターボや強で運転するのは、空気の循環を感じるまでの最初の数分。通常は中か弱の運転で十分に空気を循環
●部屋のインテリアにも合わせやすい、光沢のある黒いボディとスタイリッシュな外観
手入れ簡単で経済的なランニングコスト
●大量の空気を送り出すので定期的なお手入れが必要だが、カバーの取り外しが容易で掃除しやすい。
●空気の循環により、室内の天井から床下までの温度差を減らし、むだな冷やし過ぎや暖め過ぎをなくす。
そのため、併用する冷暖房を通常の設定温度よりも冬は2~3℃低く、夏は2~3℃高くしても室内を快適に保てるので経済的 ※電気代:0.73~1.34円/時間(電力料金目安単価25.19円の場合))
お値段はアマゾンで16,796円です。
ちなみにホワイトのカラーもあるのですがお値段は19,800円と少し高くなります。
購入されたい方はブログに商品リンクがあるので、概要らからそちらをご覧いただくのがわかりやすいと思います。
ラクマ、メルカリ、自身のオンラインショップにてコウモリランの板付け・エアープランツの流木着生・塊根植物・ドライフラワーリース・スワッグなど、植物やハンドメイドの商品をペトペンチアという名前で多数出品しているので、もしご興味があればこちらのURLからショップまでお越しください。

またYouTubeのチャンネル登録をして頂くエアープランツを1つプレゼントしています。
動画でも植物の挿木、株分けの仕方、
鉢の作り方などのグリーンライフに役立つ情報を発信しています。
園芸の楽しさを私と妻、ご覧の皆様と共有できれば幸いに思います。
今回もご観覧頂きありがとうございました。
コメント